キム・ヨハン作曲個展
「Kim Yohan Composer Solo exhibition 曖昧|複雑|偶然・・・間の聴取」プログラムノート
2021年9月13日に東京の両国門天ホールにて開催された「Kim Yohan Composer Solo exhibition 曖昧|複雑|偶然・・・間の聴取」プログラムノート。
主催者であるキム・ヨハン氏は2011年から日本に滞在し、現在は国立音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程に在籍している。演奏者は中川ヒデ鷹氏(ファゴット)、坂本光太氏(チューバ)、北嶋愛李氏(チェロ)、井上郷子氏(ピアノ)の4人。今展では旧作と新作を含めた五作品が演奏された。
曲目の説明を読ませるためだけのパンフレットで終わらせるのではなく、個展のテーマでもある「曖昧|複雑|偶然・・・間の聴取」を表現し、キムヨハン氏が伝えたい想いや、個展の雰囲気をそのまま伝わるようにデザイン・設計しました。
紙は「GLトレーシング」という半透明の紙を使用し、次のページも透けて見えて読みづらくすることで“曖昧”を表現。テキストをバラバラにレイアウトすることで“複雑”を表現。テキストが部分的に重なって見えるので、ページごとに違う印象を与え“偶然”を表現。余白を贅沢に取り、読む人に落ち着きを与えるよう“間”を表現しています。
- 詳細
会期:2021年9月13日(月) 18:30-
会場:
両国門天ホール
出演者:中川ヒデ鷹(ファゴット)、坂本光太(チューバ)、北嶋愛李(チェロ)、井上郷子(ピアノ)
主催者:キム・ヨハン
協力:一般社団法人もんてん
助成:特定非営利活動法人 イエロー・エンジェル、一般社団法人 福島育英会、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【スタートアップ助成】
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